心配していたGCSE(全国試験)日本語のスピーキング試験が無事に終わりました。教官として生徒に質問する間、タイマーで録音の時間を測ったり、各質問の開始・終了を英語で告げたり、なんか心臓に悪かったです…。短時間なのに、帰宅したらどどーっと疲れてました^^;
5月といえばライラックの季節。毎年、住宅街の中の通勤路で楽しませてもらうのですが、今年はなんだかあっという間に盛りが過ぎてしまった様な…
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さて、息子の緘黙話しの続きです。
2学期の終わりに1つ目のIEPの見直しと評価が行われ(ミーティングに参加したのは担任、SENCo、私の3人)、相談しながら2つめのIEPを作成しました。
ターゲット:出席を取る時に、はっきり聞こえる声で返事をする
- 達成目標:5回
- リソース&テクニック:先生に近い最前列の席からスタートし、徐々に後ろの方の席へと移動し、より大きな声で返事ができるようにする
- 作戦: みんなが聞いていることを意識させ、はっきり聞こえるように話せるようにする
朝一は緊張が高いこともあり、出席の返事をすることは最後の砦のひとつ。でも、あと一学期で2年生も終わりだし、ここで返事ができるようになれば、3年にあがる時に自信が持てるだろう――そう思って、私からお願いしました(^^;
(というか、この学年では担任たちからスモールステップの提案が出たことはなかったです)
息子の学校では、3年生からジュニアスクール(8~11歳)に移行。校舎も教師陣も全て変わり、また新しい環境に身を置くことになるのです。3年からは制服も着なきゃいけないし、勉強も本格的に始まる学年でもありました。
幸いなことに、担任は変わってもクラスはレセプション(小学校の準備コース)から持ち上がり。毎年担任が変わるだけで、クラスは7年間ずーっと同じな訳です。最初はちょっと不満もありましたが、息子が緘黙になってからというもの、とてもありがたく感じてました(自分勝手^^;)。
新しい担任に対して出席の返事ができたら、幸先のいいスタートが切れるのでは――いや、それまでに克服して新たなスタートが切れないものか――とかなり親の願望が入ってたのですが…。まあ、ダメ元で。
事前に息子に「やってみようよ」と話したのですが、「…うん」とちょっと煮え切らない返事。この頃は教室で話すことにも慣れてきて、何よりB君のお陰で友人関係(グループに入ることができた)がぐっと広がり、自信がついてきていた時期でした。
ところで、子どもの反応ってそれぞれ違いますよね?自分の子どものことを一番わかっているのが保護者だと思うので、「この反応ならもう少し押せるかも」「これは一歩前に戻った方がいいかな」など、子どもの状態や気持ちに沿って、その場その場で判断していくことが大切かなと思います。
スモールステップで一歩ずつと計画していていても、その通りに進まないときも多いですよね。一歩も進まず後退するときもあれば、三歩くらいすっと進めちゃうことも。
うちの息子の場合、絶対にやりたくない時は「嫌!」と拒絶します。「…」の時は、本人も「できるかなぁ」と半信半疑の状態。こういう時は、なるべく押してみるようにしていました。
3年めにして初めて咲いた鈴蘭(左)をはじめ、小花も可愛い
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