息子の緘黙・学童期 6~7歳(その11)ナッツアレルギーの診断

もう1月も終わりに近いですね。イギリスでは今週頭から寒さが緩み、例年並みの気温(最低気温が3、4度、最高気温が6~8度くらい)に戻りました。日本は今最強寒波が襲来中らしいので、みなさんどうぞお気をつけて。

    

冷え込みが厳しかった先週、公園の一部が凍ってスケート場化してました(^^;

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さて、息子の緘黙話の続きです。

2年生の1学期が始まって10月に入り、息子をアレルギー専門のクリニックがある大きな病院へ連れていきました。順番を待っている間、息子は待合室にある玩具コーナーへ。他の子ども達は好き勝手に遊んでいるのに、息子はすごくオドオドして、遠慮がちなのが気になって仕方ありませんでした。

待合室に問診票を持ってきてくれた若い医師に、「アレルギーの他に何か気になっていることは?」と訊かれ、つい「他の子と違う気がするんですが、ASDではないでしょうか?」と訊ねてみたのです。

この頃には日本でKnetが創設され、当時「場面緘黙と自閉症は関係が深いのでは?」という話題が多かったため(当時、イギリスでは無関係という説が主流)、「もしかしたら」と不安になっていたのした。

すると、その医師は息子を観察してくれて、「ぱっと見たところでは、ASDのようには見受けられません」と――変なところで一安心。

さて、アレルギーの方はというと、まず「プリックテスト」を行いました。これは皮膚に直接アレルゲン試薬を刺して反応を調べるもの。アレルギーがある場合は、すぐ皮膚に赤い斑点が現れます。

種類の異なるナッツや家ダニ(?)など10種類位をテストしたんですが、小さな腕の内側がみるみる赤い斑点だらけに!  決定的だな、と私にもすぐわかるほど😢

真っ赤に広がった大きな斑点が多かったのですが。薄くて小さいのも。結局、ピーナッツやヘーゼルナッツを筆頭に殆どのナッツに強いアレルギー反応が出て、さらに家ダニや埃も。どういう訳か、アーモンドとピスタチオは大丈夫でした。

専門医によってナッツアレルギーが診断された後、アナフラキシーショックを避けるため、ピーナッツ類を食べることは禁止に。それにはナッツ類の痕跡がある食品も含まれていました。そして、エピペン(アドレナリン自己注射薬)を常時持ち歩くようにと。

アレルギーのことを学校に告げると、何とクラスにもう一人ナッツアレルギーの子がいました! 場面緘黙の子ももう一人いたし、35人のクラスで(6年まで持ち上がり)でこういう偶然もあるものか、と感心することしきり(それだけ場面緘黙やアレルギーが増えているのかもしれませんが)。

そして、規則で学校にもエピペンを置いてもらうことになったのですが、「責任が持てないので、給食は禁止にします。お弁当を持ってきてください」と言い渡されたのでした…。

次回に続きます。

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