SM H.E.L.P. 2023 10月サミット(その4)腸内環境を改善して不安を低減

今年もあと2日に迫りました。が、まだごくうっすらと陽性反応が出て、義母宅から帰った家族から隔離されています^^; 明日の大晦日までには陰性になります様に!

   

     今家で一番元気がいいのはビバーナムの小花〈左)。イギリスにもナンテンがありました

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子どもたちのダイエットを改善

トニさんの子どもたちには感覚過敏があり、食べ物にはうるさかったとか。それでも、新鮮な食材を増やし、超加工食品を減らしていった結果、より健康で幸せそうになり、笑うことが多くなったといいます。同時に、子どもたちの不安は驚くほど軽減されたそう。

砂糖は脳内で「ドーパミン」を放出する

まず、トニさんは子どもに甘いものを与える影響や超加工食品が内臓に与える影響について学びました。気にしすぎるのはよくありませんが、朝食を食べなかったり、砂糖いっぱいのシリアルばかり食べるのでは、必要なビタミンやミネラルが採れません。また、砂糖は脳内での「セロトニン」や「ドーパミン」の分泌を促進するため、依存性を助長してしまうとか。

(そういえば、息子が2歳になったころ、友達の誕生会で初めてライビーナを飲んだんです。そうしたら、いきなりシュガーハイになって驚いたことがありました。ママ友達もその頃までは、やれオーガニックだ、手作りだと頑張っていたのに、お誕生会が始まってからジュースやらお菓子やら、ほとんど成分を気にしなくなり…総崩れ状態に)

そこで、小さなご褒美を与えながら、ストレスなくバランスの取れた食事が採れるよう工夫したのだとか。味覚は変わっていくものと考え、加工食品よりも手作りするようにして努力を重ねていきました。

娘さんが12歳のころ、OCD(強迫性障害)ではないかといわれ、そうではないかと思われる行動が散見されました。住んでいる地区では専門家が見つからず、NYの専門家に相談することに。食生活を変えてみたところ、3ヶ月で改善したとのこと。

娘さんは学校生活が合わず、それまで数年間自宅で学ぶホームスクールだったのが、学校に行けるように。トニさん自らのIBSや睡眠不足も改善したそう。

食生活を根本から見直すことがメンタルヘルスの改善に欠かせないと、現在では栄養士の資格を取る勉強もしているとか。

息子が赤ちゃんだった時、一番重要だったのは食事・排泄・睡眠。生きていく上で、基本的にはそれはずっと変わらないんじゃないかと思います。やはり、何はともあれ健康第一ですよね。

ロンドンでは今韓国のキムチがちょっとしたブームなんですが、味はもちろん発酵食品が身体にいいという考え方が浸透しつつあるようです。納豆よりもキムチの方がとっつきやすいんでしょうね^^; ちょっと悔しくもありますが、味噌と豆腐、お寿司とわさび、チキンカツカレー(何故チキン?)、ラーメンとうどんは、イギリス人の間でもすっかり定着しています。

みなさんも健康に気をつけて、良いお年をお迎えください。

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身体と心のリンクを大事にして、身体の声を聞いていきたいですよね。

 

SM H.E.L.P. 2023 10月サミット(その3)腸内環境を改善して不安を低減

今日はクリスマスですね。いつもは義両親宅に行ってお祝いするのですが、昨年は初めてコロナ感染してしまい、自宅でのぼっちクリスマスに(夫と息子は陰性)。今年は2月に義父が亡くなり、義妹とその子ども達も一緒に義母宅に集まる予定。が、昨朝コロナ検査をしてみたら、何とまた陽性(2度目)!! 自覚症状が全くなかったので、もうビックリ!実は、土曜日に会った友達が前日に会ったクライアントがコロナ感染したと連絡がきて、念のための検査でした😲 2年連続でクリスマスにコロナ感染するなんて、めっちゃ確率低いですよね…😢 それで、今年もぼっちクリスマスとなってしまったのでした….。

      ロンドン中心地のXmasツリー。トラファルガー広場も買い物を楽しむ人でごったがえしていました

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腸内環境を改善して不安を低減

場面緘黙でなくても、不安が強い子ども/ 人は緊張するとお腹が痛くなったり、胃腸の調子が乱れたりすることが多いですよね?これまでの研究で、IBS(過敏性腸症候群)はストレスによって引き起こされたり、悪化したりすることが分かっています。

ニュージーランド在住のトニ・パクラ(Toni Pakula)さんは、心理学の修士号をはじめ、ホリスティックウエルネスのコーチ、メンタルヘルスやマイクロ栄養素のアドバイザーなど多数の資格を持つ3人の子どもの母親です。

トニさんが子育てを経験するなか、程度の差はあれ子ども全員が不安に悩まされたといいます。その中にはSM(場面緘黙)も含まれていましたが、自国ではSMに関する情報が少なく、専門家も殆どいない状態。手探りで模索していた時、「腸の健康」という概念に出会ったのだとか。

トニさんのウエブサイト:https://www.calming-voice.com/about-me

「第2の脳」と呼ばれる腸の健康は、感情やメンタルヘルスに直接影響を与えます。内臓と脳の健康、そしてメンタルヘルスは密接に繋がっており、人の感情と行動にも直結しているのです。トニさんはそれを理解することの大切さ、腸の健康の大切さを学んだといいます。

マイクロバイオロジー(微生物学)とは?

マイクロバイオロジーは微生物を研究対象とする学問。 対象によってウイルス学・細菌学・菌類学・原生動物学などに、また、応用微生物学・病原微生物学・土壌微生物学などに分けられます。 私たちの体には100兆個を超える数の微生物(主にバクテリア)が存在しており、内臓のバクテリアのバランスが取れていることが重要となります。

マイクロ栄養素とは?

マイクロ栄養素とは、毎日の生活で身体が機能するために不可欠なごく少量のビタミンとミネラル。体内に留まらず排出されるため、毎日摂取することが必要とされます。ビタミンBやオメガ3などは内臓の膜を健康に保つ他、メンタルヘルスとも密接に関係しています。

不安と内臓の関係

不安や悩みを抱えている状態だと、ストレスによって腸内バクテリアのバランスが崩れてしまいます。また、全ての栄養素は総合的に働くため、一つの要素が足りないだけでも身体は上手く機能しません。脳が上手く働くためには内臓の健康が不可欠。内臓の壁が荒れて栄養素が漏れている状態だと、栄養を吸収できず脳も働きません。

また、「幸せホルモン」と呼ばれる「セロトニン」や「ドーパミン」といった神経伝達物質を作っているのは、実は脳ではなく殆どが内蔵なのです。腸内環境が整っていないと、これらを上手く増やすことができません。

最近になって、プロバイオティックという言葉をよく聞きます。プロバイオティックスは、腸内に生息するバクテリア(善玉菌)の餌になる食品成分で、豆類や緑黄色野菜、発酵食品などオリゴ糖や食物繊維を多く含む食品に含まれています。サプリメントとしてカプセルで購入できますが、注意しなければいけないのは、内臓のバクテリアは人それぞれ異なるということ。ある人に効くからといって、他の人に効くとは限りません。トニさんは専門家に相談することを勧めています。

この続きは次回へ。

 

     老舗店フォートナム&メイソンやシャネルなどの有名ブティックのデコレーションが綺麗でした。もしかしたら、電車の中で感染したのかも…

  

      絶対に感染していないと信じていたので大ショック!症状は殆どありません。昨日マスクして慌てて買い出しに行き、本日ローストディナーを作りました

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SM H.E.L.P. 2023年10月サミット(その2)緘黙と迷走神経

12月もあっという間に過ぎ去って、クリスマスまであと1週間ちょっと。日本では12月を師走といいますが、イギリスでもクリスマス前はめっちゃ忙しくなります。会社や友人同士のクリスマス会(忘年会のような感じ)で外出が増える傍ら、家ではクリスマスの飾り付けをし、クリスマスカードを書き、家族や友人への贈り物を準備し…。

    

    我が家も飾り付けとギフトの準備が大体整いました。これから贈り物のラッピングをせねば

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さて、先回の続きです。(博士とケリーさんの会話を元に、私が説明を加えた感じになっています)

喉が閉まったようになって声が出ない」のはなぜ?

SMの人はよく緘黙になった時の状態を「喉が閉まったようになって声が出ない」と表現します。これは迷走神経と関係があるのでしょうか?

迷走神経は多くの筋肉を支配し、発話や咽頭を開くことにも極めて重要な役割を担っています。扁桃体が危険を察知すると、起こるのは「闘う(Fight)」、「逃げる(Flight)」、「固まる(Freeze)」のいずれかの反応。中でも、「固まる(Freeze)」反応が多く、緘黙状態もそのひとつと考えられます。この状態になると喉を動かす筋肉がうまく機能せず、したがって声を出しづらくなります。本人は実際に喉が閉まったように感じているのです。

そんな風に喉が閉まったようになったら、誰だって怖いですよね。余計に不安になって、ますます動けなくなりそうです。

また、「学校では人前で食べたり・飲んだりできない(会食恐怖症?)」という声もよく聞きます。これも口や喉の筋肉がうまく働かないことが関連しているのではないでしょうか? 上手く噛んだり、飲み込んだりすることができなければ、食べることが難しくなりますよね。

迷走神経は心拍数や体温の調整、空腹感、消化などにも関与しています。学校で十分な水分を取らないのは、トイレを我慢するためもあるかもしれません。でも、緊張と不安によって、様々な身体機能の調節が上手く行かず、空腹感や尿意を感じないケースもあるのかも…。

そう考えると、ロングイヤー博士が唱える「脳と身体の繋がり」、「身体も心も全てが繋がっている」という考え方は合点がいきますね。

博士によると、迷走神経はある程度までは呼吸法などでコントロールが可能なのだそう。

詳細は説明しなかったのですが、ケリーさんの娘さんは舌の神経を刺激する治療を受けたそう。扁桃体が刺激されて「闘う(Fight)か逃げる(Flight)か」反応を起こすと、心拍数が増え、目の瞳孔が開いて大きくなります。舌に刺激を与えることで、瞳孔は小さくなり、心拍数や呼吸数を下げることもできるのだそう。緊張を解いて、通常の状態に戻す訳ですね。

自分でもできる対策として、うがいやハミングが舌の良い刺激になるとのこと。食事の前にレモンやチョコを口に入れて、唾液を促進するのも良いそうです。

緘黙治療で最初にするのは、緊張や不安を取り除き安心できる環境を整えること。ロングイヤー博士は脳を再トレーニングをする可能について言及し、リラクゼーションと笑うことが重要だと語っていました。家でも学校でもなるべくリラックスできる環境作りを目指したいものですね。

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