ウィーンの旅・珍道中(その1)

学校が夏休みに入った7月21日から4日間、ウォーキング友達2人とオーストリアの首都、ウィーンに行ってきました。ウィーンを選んだのは行ったことがなかったのと、それほど暑くならないと思ったから。

  

イギリスでは7月に入ってから冷夏になったのですが、南ヨーロッパでは前代未聞の猛暑に!私達がウィーンに滞在した間は28〜34℃と、けっこう暑かったです

古都ウィーンは、神聖ローマ帝国の王位を継承し中世ヨーロッパで勢力を振るったハプスブルグ家の主要な居城都市。モーツアルトやベートーベンなどの音楽家、クリムトやシーレなどの画家が活躍した芸術の都でもありますね。

さて初日。空港からホテルまで電車で25分ほどのところ、なぜか駅名を間違えてかなり手前で下車^^; 周囲の人に聞きまくって、トラムで1時間ほど遅れてホテルへ。

 

ホテルのラウンジで遅いランチを食べて(このサンドと水で1,500円くらい!高っ!)から、再びトラムに乗って国立オペラ座へ。事前に予約しておいた街歩きツアー(無料)のガイドさんと合流。

彼女の案内でオペラ座からアルベルティーナ美術館(階段のパステル画が素敵だった)、スペイン式宮廷馬術学校、高級ブティックが集中するコールマルクトなどをそぞろ歩き。ちと疲れたので、1860年創業、宮殿の一部として使われていたという人気のカフェツェントラルへ。軽食を楽しみながらガイドさんと色々な話をしました。ウィーン生まれの彼女は建築家で、月に一度ガイドをしているのだとか。

 

    行列ができていたカフェツェントラル(写真左)は優雅な雰囲気。カイザーシュマーレン(Kaiserschmarrn 梅ソース添)というパンケーキの量が半端なかった!ケーキ類は重くて甘そうで、クリームがのったウィンナコーヒーともに触手が伸びませんでした…。日本でも有名な老舗カフェ、デメル(右)にも長い行列。ウィンドーにはお菓子作りをしているシェフの姿が

  

2日目は、ホテルでしっかり朝食を摂ったあと、まずは「ウィーンの胃袋」と称されるナッシュマルクトへ。 土曜日に立つ蚤の市も見て回りました。

ここから、ホップオン&オフバスに乗って世界遺産に指定されているショーンブルン宮殿に向かいました。 が、バスを降りたあとに大きなミス。 事前に購入しておいたウィーンパスで簡単に入場できると思いこみ、パス専用のチケットオフィスを通り過ぎて、宮殿の門をくぐり庭園(無料)で涼んだのでした。

さて宮殿内へと思った時点で、入場チケットはどこで入手するの?! と3人ともパニック! バスの停留所まで逆戻りしてチケットを発行してもらった時には、なんと2時間半待ち…。宮殿訪問の後にクリムトのアトリエを訪ねて、ドナウ河で遊覧船に乗る予定だったのに…。

この宮殿、1688年の第一案ではヴェルサイユ宮殿を凌駕するものを建てる気まんまんだったものの、ハプスブルグ家の財政難によって縮小。18世紀に完成し、1762年には鏡の間で当時7歳だったモーツアルトがマリアテレジアの前でピアノを演奏したとか。

この後、ドナウ河で遊覧船に乗るためにバスで船着場に向かうも、最後の船に間に合わず…というか船着場とガイドとでは発着スケジュールが違ってた…。

 

気を取り直して、友達がガイドブックで見つけたというアート&クラフトマーケットへ。さんざん迷ったあげく辿り着いたら、その住所にマーケットはなし。でも、雰囲気のある路地にレストランが並んでいたので、そこでウィーン名物、シュニッエルを食べることができました。お味はーーう~ん、まあまあでした^^;

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