先週、というかすでに1週間ちかく経ってしまいましたが、息子の誕生祝いとホリデーをかねて、家族でチェコ共和国の首都、プラハに行ってきました。冷夏のイギリスから、異常気象でいきなり猛暑のプラハに移動したためか、喉風邪をひいたよう…最高気温23度⇔37度はキツかった。という訳で、今週はどうも体調が今イチでした。
ロンドンからプラハまでは飛行機で1時間半ほど。短時間で行けるので、国内旅行と同じような感覚です。格安航空会社の一番安い時間帯のチケットを購入したため、出発は日曜日の午後6時半。最近、飛行機事故が多いせいか、タラップ式の小型機が無事にプラハ空港に着陸すると大拍手が起きました(笑)。
何とかバスと地下鉄を乗り継いでホテルに着いたのが11時過ぎ。モダンなアパートメントホテルと思って予約したら、実はアパート部分は4階のみで我々の部屋は普通のトリプルでした。同じ値段でもっと豪華っぽいホテルが沢山あったんですが、何故かどこも赤・緑・金の派手な縞模様のベッドリネン。さすがに6泊は耐えられないと、コンセプトが面白そうなこのエコホテルを選んだのでした。
ミュシャ美術館の1件右隣にあるFusion Hotel。同じ通りにミニスーパーと観光案内所があって便利。旧市街までは徒歩5分ほど
天井が高くスペース的には悪くないシンプルな部屋。各室テーマが違い、我々のところは金魚(?)モチーフ。バスルームの壁は真紫!シャワーのみで最初は不満でしたが、暑すぎてバスタブは必要なく…巨大なシャワーヘッドに加え、ノズルがついてるのがGood
なんですか~?と驚いたトイレのサイン。このホテルの特徴はむき出しのパイプや壁のへたうま風イラスト
12時過ぎに眠りについたのですが、とにかく暑い!エアコンのスイッチを探しても見つからず、説明書を見たら「エコ主義に則り空調は建物全体で」と。天井の太いパイプから、生ぬるい風が入る中、汗をかきながら就寝。全員が何度も目を覚まし、朝5時前に耐えられなくなった息子が窓を開けました。でも、やっぱり暑い!
このホテルで一番良かったのは広い食堂での朝食でした
親子3人で朦朧としながら朝ごはんを食べ、主人が頭が痛いというのでまず最初に薬局へ。ここからやっと旧市街を歩いて観光。
旧市街は観光のメッカ。露店商が集中するコーナーの果物屋さんにあったフルーツ盛り合わせ。「これで250円って安い!」と思ったら、100gのお値段でした
有名なボヘミアグラスとガーネットのお土産店が多数
有名な天文時計 。旧市庁舎経由でこの塔に登るのに、待つこと約1時間
でも、時計台の上からの景色は最高でした。右側の写真の丘の上に黒く見える塔がプラハ城
塔から降り、旧市庁舎の建物の中や広場を見学しただけで、すっかり疲れ果てた私たち。迷路のような路地の中で見つけたカフェへ。食欲は消え失せ、とにかく冷たいものが欲しい!
暑すぎて次を巡る元気がなく、ホテルに戻って冷たいミネラルウォーターとホテルの無料アイスクリームを食べて、3人でお昼寝。この時点で私も頭痛が――もしかして熱中症?
午後6時ころに有名なカレル橋に向かってぶらぶら。夕暮れ時には多少涼しくなるかもと期待していたら、甘かった--西日が射してさらなる暑さ!そして、すごい人混みなのでした。
左上の写真はカレル橋に行く道。大きなゲートをくぐると橋なのですが、もう人だらけ
夕食は旧市街の裏通りで見つけたレストランで。殆どのレストランはエアコンがなくて、蒸し暑かったです…。驚くことに、ミネラルウォーターよりビールの方が安い!大きなジョッキで200円弱
まずはチェコの伝統料理を注文。写真 左はハンガリー料理としても有名なグラーシュ(牛肉のシチュー)、右はローストポーク。双方とも「チェコの茹でパン」と呼ばれるクネドリーキが添えてあり、ポークの方にはじゃがいもの蒸しパン、ブランボロクネドリーキとザワークラウトも。疲れてたので、お酢の味が嬉しい。お値段は各150コルナ(約770円)くらい
別の日に食べてみた、こちらも伝統料理というグラーシュのスープ。3人がかりでパンを食べたのですが、食べきれませんでした。これで450円くらい。ちなみに、スーパーで買ったクロワッサンは8コルナ(約40円)でした~パンもめちゃ安い
ということで、まだ1日分しか書けなかったので、次回に続きます。ここまでお付き合いくださった方、ありがとうございます。