息子の緘黙・幼児期5~6歳(その10) S君宅に招かれる

私は毎週土曜日の朝、2時間ほど散歩することを習慣にしています。今朝、公園の中の道を通ったら、あたり一面が霜で白くなっていました。

一緒に歩いているのは、息子の小学校時代のママ友。息子のためにと、一生懸命頼んで協力してもらっていた彼女たちとは、息子たちがそれぞれの道を行く今も、長いお付き合いが続いています。

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息子が学校で囁くようになったB君は、息子と同じ早生まれ。前年のレセプションクラスには、1学期ではなく2学期から入学しました(4歳)。入学時期が同じのチビちゃん同士だったので、息子と気が合ったのでしょう。

B君ママに事情を話して協力してもらい、レセプション時代から週1回くらい家にB君を招いてプレイデート(詳しくは『プレイデート作戦』をご参照ください)を続けていました。B君ママの仕事の関係で、2年生になるまでB君宅に招かれたことはなかったと記憶しています。

学校から我が家まで10分くらい歩くのですが、息子は学校を後にして他の生徒たちが見えなくなる辺りでボツボツ話し始め、家に戻るとハイテンションになって、うるさい位でした。多分、学校で黙っている反動だったんでしょう。

B君は社交的でひょうきんなところがあり、1年生になると友達をぐんぐん増やしていきました。特に、S君と仲良くなったんですが、そこに息子も加えてくれたのです。ありがたや~!

ある日、学校にお迎えに行くと(イギリスでは小学校2年生(7歳)まで、保護者の送り迎えが義務)、それまで挨拶をする程度だったS君ママが私に近づいてきました。

「B君と一緒に〇〇君も一緒に遊びに来て」というのです。

イギリス人ママ達は子どもの意見を尊重するので、親が気を利かせて息子も招いてくれた訳ではなさそう…(そのへんはすごくシビアです)。S君、息子も一緒に誘ってくれたんです。これは嬉しい!

ただ、B君と一緒であっても初めて行くS君宅。きっと委縮して、全く声が出なくなるだろうと予測されました。そこで、場面緘黙であることを簡単に説明し、図々しくも私が付き添ってもいいかお願いしてみたのです。

S君ママは快く承知してくれ、初日は私も一緒にS君宅へ。お茶をご馳走になりながら、場面緘黙について、息子の性格や扱い方について詳しく説明しました。

その間、子ども達は三人で仲良く遊べていて、息子も声を出すことができたのです。やった!近くに私がいたこと、母親同士が親しそうだったことが、息子に安心感を与えたと思います。

一緒に遊べば遊ぶほど3人での交友関係に慣れてくるはず。この時から、B君を招く際にはS君も誘うことにしました。ちなみに、幼稚園時代の親友T君との交友も、T君が2年生になって帰国するまで、ずっと続きました。

息子に確かめたうえで、S君宅へは次回から付き添いなしにしました。「一緒に遊びたい」という強い気持ちと、「僕だってひとりで行ける」というプライドもあったんでしょう。

S君ママへは「返事をしなくても、無視してる訳じゃないので、気にしないでね。できるだけ普通に話しかけて」とお願いしておきました。

2回目に迎えに行くと、「私に返事したわよ!」と知らされ、その後「うちの主人にも口をきいたわ」と嬉しい報告が!

ママ友たちの協力が本当にありがたかったです。

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