SMIRAの2016年コンファレンス


先週の土曜日2月20日に、イギリスの場面緘黙支援団体SMIRA(Selective Mutism Information Research Association)の定例総会に行ってきました。今年も全国から、緘黙児の保護者や家族、言語療法士を主とする専門家やTA(教育補助員)など、合計61名が参加。特に、場面緘黙の成人3名が友だちや姉妹と参加していたのが印象的でした。会場は例年とおなじくSMIRAの本拠地、レスターにある教会のホール。2階では参加者の子どもを集めた活動が行われ、午後になると上階でドタドタ走り回る音が聞こえたので、子どもたちも楽しめたようです。

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今年のプログラムは:

  • 場面緘黙とスピーチセラピー:効果的な治療を組み合わせて(SM & Speech Therapy: Doing what it takes)by 言語聴覚士&アニマル関連セラピスト、リビー・ヒルさん
  • 場面緘黙とスピーチブロック (SM & Speech Blocks) by シレジア大学(ポーランド)ソニア・ツラメク・カーツ教授と研究員
  • プレゼンテーション by サブリーナ・ブランウッドさん(場面緘黙の成人)
  • 『場面緘黙リソースマニュアル』第2版のプレビュー by 言語聴覚士、マギージョンソンさん
  • 啓発キャンペーンの成果発表 by SMIRAコーディネーター、リンジー・ウィティントンさん

特に、犬を使ったアニマルセラピーやCBTを組み合わせた多面的なアプローチ法と、大幅に改定されたという『場面緘黙リソースマニュアル』第2版のプレビューが興味深かったです。このマニュアルは今年8月に出版予定ですが、今回は家庭や学校外での取り組みを総括的にカバーし、学校での取り組みと平行して行う内容だとか。教育システムが違う日本でも、大いに活用できそうで期待大です。

なお、定例会の内容については、追ってかんもくネット掲示板とこのブログでお伝えしていく予定です。

 

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