17回目の結婚記念日


イギリスでは4月下旬から連続して、チェルシーフラワーショー、ロイヤルアスコット競馬、ウィンブルドン、ヘンリーレガッタといった社交イベントが目白押し。“The Season”と呼ばれるこの社交シーズンは、もともとイギリス王室がロンドンに滞在する時期に、王侯貴族と上流階級の人々が華やかな社交行事を楽しんだもの。もちろん、今では一般人もお金を出せば参加できます。

イギリスの春・夏は気候がよく学年末の時期でもあるため、ウエディングやパーティ、BBQ、学校関係の行事も目立って多くなります。社交カレンダーとは縁のない我が家でも、ここのところ何かと忙しい日々が続きました。

先週の土曜日、7月18日は私達夫婦の17回めの結婚記念日でした。あれからもう17年も経ってしまったのかと思うと嘘みたいですが、息子の背丈はとっくに私を追い越し、この夏15歳になるんですよね…。時間が経つのが本当に早いです。

せっかくの記念日だし、日本から友達が来ているので、結婚式を挙げた北ロンドンのハムステッドで午後を過ごすことに。ハムステッドは森林公園、ハムステッドヒースの西側にある高級住宅街。名作映画『メリーポピンズ』のロケ地(バンクス家の邸宅)でもあり、精神分析学者のフロイトや詩人キーツが住んでいた家が博物館として公開されています。

駅から離れた場所だったらまあ駐車できるだろうと車で出かけたら、住宅街全体がしっかり駐車規制されてました…。以前はもっと緩かったはずなんですが、大失敗。「全く、車で行こうなんて何考えてるんだ!」と夫と息子に非難されつつ、何度も同じ場所をぐるぐる周って有料スペースを探すこと20分。お隣の駅に近い場所にやっと車を停めて、式場だったBurgh House へ。

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Burgh Houseは1704年に建築されたクィーンアン様式の邸宅で、現在は地元の歴史館として無料公開されています。ウッドパネルを施した広間でウエディングやコンサートが行われ、階下にはカフェが。庭にもあちこちにテーブルが並んでいます

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当日はウエディングが行われていて、ドアが閉まっていました。私達の時はこのドアが開いていて、庭に出たらウエディングゲストの他に一般客も…

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庭の一番奥まった席で緑に囲まれてお茶をしていたら、山鳩がやってきました

ハイストリートのお店はどんどん様変わりしていますが、路地を少し入ると昔ながらの家並み。ハムステッドは、かつてのヴィレッジの面影が色濃く残る魅力的なエリアです。

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それほど大きくないものの緑あふれる素敵な住宅がいっぱい。ロンドナーが住んでみたいと憧れるエリアのひとつというのも頷けます

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フラスクウォークという石畳の路地にあるJudy Greens Garden Storeはいつ見ても素敵

6時に友達と待ち合わせ、地元カムデンで醸造しているビールとモダンな英国料理が評判のガストロパブ The  Horseshoe へ。目抜き通りヒースストリートにある人気のパブですが、時間が早かったためレストランへは一番乗り。ゆったりと落ち着いて話ができました。

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メインはウサギ肉のマスタードソース焼き。2人前からオーダーできるので、友達とシェアしたんですが美味でした

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食事を終えた夜8時ころ。まだ明るいので腹ごなしに静かな路地をぶらぶら散歩していると、ふと時間のない世界に迷い込んだような不思議な感覚になりました

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