湖水地方の夏休み(その3) ウィンダミア湖で島巡り

9月もすでに半ばを過ぎてしまいましたね。秋が深まる前に、駆け足で夏休みの記録を綴っておきます。

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ホリデー3日目は、イングランド北東部に住む友達と合流。イングランド最大、そして湖水地方で一番大きい自然湖、ウィンダミア湖(Windermere 長さ約18km、幅約1.6km)でクルーズ船に乗りました。

私たちが選んだのは湖にうかぶ島を周回するコースで、発着は湖畔の町ボウネス(Bowness on Windermere)。天気は今ひとつでしたが、とにかく雨が降っていないのがありがたかったです。

これと同じクルーズ船で出発、所要時間は45分

   沖には無人のボートがたくさん浮かんでいました。どうやってボートまでたどり着くのか?

クルーズ船をおりた後は、景色がいいという湖沿いの小道をハイキング。やっと湖水地方らしい活動ができました~。

 

    やたら水鳥が多く、白鳥もカモもめっちゃ人懐こい。土産物店では水鳥用の餌を販売しています

 

 切り株になにやら金属が…と思ったら記念にコインが差し込んであるんです!

ショップやレストランが立ち並ぶボウネスの町中までいったものの、前日と同じく席が取れない!今回の旅行は天候が読めなくて細かな予定が組めず、事前にレストランの予約を入れてなかったんですが、こんなにも大変だとは…。

で、やっと入れたカフェの席はカウンター前の小さなテーブル。他のテーブルは空制ながら、予約のカードが立てられていました。

  

  息子が注文したピザとチキンがどーんと入った私のシーザーサラダ。なかなか美味でした

ランチの後は、高台にあるアーツ・アンド・クラフツ建築の館、ブラックウェル邸へ。腹ごなしに50分ほどかけて歩いて行ったのですが、登り坂なのでけっこうキツかったです。

 

 うまく撮れなかったので、外観とメインホールの写真をお借りしました

この屋敷は1898年から1900年にかけてアーツアンドクラフツ運動で知られる建築家、ベイリースコットによって、マンチェスターの大富豪の別荘として建てられたもの。屋敷からはウィンダミア湖が見渡せます。

      壁や暖炉回り、ウィリアムモリス柄の壁紙やカーテン、家具・調度品、ステンドグラスなど、アーツアンドクラフツの装飾や工芸デザインが随所に

ちょうど、”House of the setting Sun” と題し19世紀に海を渡ってきた日本の着物、帯、浮世絵などの展示会も開催中。日本の工芸やデザインがアーツアンドクラフツ運動に与えた影響も少なくなかったよう。

その他、雰囲気が全然あってませんでしたが、子供向けにこの屋敷の妖怪の絵探しトレイルも(『妖怪ウォッチ』と提携して描いてもらったらしい)。

屋敷をぐるっと見て回った後、館内のカフェでお茶しながら長~いおしゃべり。コロナ禍でなかなか遠方の友達と会う機会がなかったので、顔を見ながら話せたのが嬉しかったです。

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