来週からもう9月ですね。イギリスでは8月の中盤から天候が崩れ、曇りがちの空の下秋の気配がそこかしこに。先日、主人にWindowsのアップグレードをしてもらったところ、何故か中古のPC2台とモニターが全滅…。PCを新しく買いなおす羽目になって、予想外の出費が痛かったです。
久しぶりにハイゲートウッドを訪れると、森はすっかり秋の風情。夏休みが終わってしまうのが淋しい…
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さて、前回の続きです。
「子どもが自意識過剰にならない様、何もお膳立てしない方がいい」というインファントスクールのSENCo (Special Educational Needs Coordinator 特別支援コーディネーター) の助言を無視し、私たち夫婦はまずインファントの校長先生に手紙を書きました。自分たちでジュニアのSENCoに連絡することもできたのですが、校長を通して依頼した方が良いと考えました。
その内容は:
- 息子の場面緘黙(簡単な説明)は改善されつつあるが、ジュニアへの移行で症状の後退が懸念される
- 2年に進級した際に後退があり、戻すのに1学期かかった
- この1年間の進歩をキープできる様、環境がガラリと変わる3年に進級する際に何らかの支援をお願いしたい
- 新学年が始まる前に、新たな担任と教室に慣れておくことが重要だと思われるので、できるだけ早くジュニアのSENCoに会って相談させていただきたい
- ジュニアスクールの建物に慣れることができる様、夏休みはジュニアの講堂で行われるサマースキームに参加する予定。その際に、可能であれば新教室を訪問できたらと思っている。無理な場合は夏休み前に放課後の教室訪問ができればありがたい
- 内気な息子の性格に合うバディ (上級生のお世話係:ジュニアにあがる3年生に全員つく) を選んで欲しい。できることならば、担任は優しい女性をお願いしたい
今見ると、かなり図々しいお願いばかりですね (;^_^A でも、若い校長先生は「できるだけ対処します」と言ってくれて、すぐにSENCoとのアポを取ってくれました。
数えてみると、なんともう18年も前の話になるのですが、毎日つけていた日記を含め当時の記録が大量に残っています。読み返してみると、少しでも息子の緘黙を治したいと必死だった頃のことが鮮明に思い起こされます。
当時は、1対1や小グループならクラスメイト全員と話すことができ、あとは出欠の際の返事、教室での担任とのやり取り (単語はでるが、文章では話せない) やクラス全体&大きいグループで活動の際に声が出ないという状態。やっとここまで来たという感じでした。
イギリスでは長い夏休みの後、9月に新学年が始まるので、ただでさえ学校やクラスの雰囲気に馴染むのに時間がかかりそう。その上、環境がガラリと変わるため、もしかしたらまた話せない状況に逆戻りしてしまうかも、と不安だったのです。
学校にお願いするのも、周囲の人に助けを求めるのも、結局のところ個人的な作業になります (学校や周囲の環境が整っている場合は、必要ないかもしれませんが) 。緘黙児の保護者は内気な傾向が強いかと思いますが、遠慮していては前に進めません。勇気を出してお願いしてみましょう。駄目でもともと、やってもらえればラッキーという感覚で、メゲずにマイペースで頑張って下さい。
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