緘黙児の気持ち


新型コロナウィルスの感染が全世界に拡大し、今やヨーロッパが最大の感染地になってしまいました。2週間足らずのうちに、イギリスでは感染者が2600人を超える勢い。

「多くの家庭で本来の死期よりも早く愛する人々を失うことになるだろう」

そう語ったボリス・ジョンソン首相は、総人口の60%が感染し死亡率は1%程度だろうとも…。

イギリス政府の方針はウィルスの封じ込めではなく(その時期は既に通過)、感染ピークを遅らせることでピークの高さを下げ、被害を最小化させるというもの。この方法で医療崩壊を回避し、高齢者と最も脆弱な人々を守るというのですが…。

簡単にいうと、様々な規制を実施してピークを下げながら、特効薬やバクチンが開発されるまで集団免疫をつけていくとのこと…。

今後は発熱・咳などの症状がある人(と同居する家族)は家で自己隔離。症状が悪化した場合のみ、NHS(国民保健)に連絡せよというお達しです。

WHOが掲げる「疑わしいケースはすべて検査を」というアドバイスは?と疑問に思っていたら、今日3月18日の首相会見で、毎日25,000件の検査を目指しており、今後は家庭で検査ができるようなシステムを考えているとのこと。

これからどうなってしまうのか…本当に心配でたまりません。自分が生きているうちに、こんな時代が来るなんて!

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息子が4歳半で小学校に入学してから、とても不思議に思っていたことがありました。これは緘黙とは関係ないかもしれませんが、同じタイプの緘黙児も多いかもしれないと思い書いています。

小学校幼児部(インファント4~7歳)の頃、学校ではよく母の日やクリスマスなどにカードを作らせていました。お迎えに行くと、教室から出てきた子ども達が「はい、ママ!」と嬉しそうに手作りカードを手渡してくれるのです。

あちこちで親子の笑顔が輝き、キスや感嘆の言葉が飛び交う微笑ましい光景。でも、こういう時の息子は気後れしているというか、無表情というか…。

カードを開けると、中に書いてあるメッセージは――極端に短い!

「母の日おめでとう」「メリークリスマス」など、決まり文句の後に続く文章が、ほんの一行かそこらなんです…。

どうして???

心の中では「これだけ?」と思いながらも、笑顔・笑顔。でも、息子はそんな私のリアクションに対しても、恥ずかしそうにしているだけで、今イチ反応が薄いというか。

ママ友たちにカードを見せてもらうと、「ママ大好き」「いつもありがとう」などメッセージがいっぱい。たどたどしい筆跡に子どもの気持ちが詰まっていて、ああ羨ましい!

息子の小学校(公立)では、教科書やノートは学校に置いてあって、保護者が子どもの学習ノートを見られるのは観懇談会の際くらい(学年が終わると家に持ち帰ります)。国語のノートを見て、「何でこんなに書いてある量が少ないの??」といつも疑問でした。

英語はかなり上手したけれど、書字能力に問題がある???

私は息子の日本語をキープすべく、就学までは主に日本語で話していました。そのうえ、早生まれ組で2学期に入学しため、アルファベットを習い始めたのが比較的遅かったんです。それでも、小2になる頃には国語のドリルが普通にできるようになっていました。

それが、中等部(ジュニア8~11歳)にあがった頃から変化があり、学校で書く文章の量が息子比でぐんと増えました。

「創作ストーリーを書かせてみたら、こんなに書けるようになりました!」と、4年生の時の担任が嬉しそうに伝えてくれたことを今でも覚えています。

それはモンスターの話だったんですが、なるほど今までとは比べ物にならない量(^^;)

そういえば、小2の頃から家でマンガを描き始め、吹き出しにセリフをいっぱい書き入んでたっけ…。

単に息子の作文能力が伸びただけなのかもしれません。でも、それまでは自分のことや自分の気持ち・意見を書く課題が多かったような。

息子の中では、人に「自分のことを知られたくない」という気持ちが大きかったように思うのです。加えて、自分の気持ちを表現するのが苦手だったような気がします。

幼い頃から、家で幼稚園や学校での出来事を聞いても話したがらない子でした。でも、話したくなると、自分からベラベラ説明してくれるという…。そういう時でも、自分のことではなく、出来事や人のことが中心でした。

こういう緘黙児、他にもいるような気がするんですが、どうでしょう?

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