息子の緘黙・幼児期4~5歳(その12)ダイニングルームで耳ふさぎ?


久しぶりに息子の緘黙記に戻ります。なかなか前に進まなくてすいません。

学校の資料に書いてあったSchool Nurse(学校看護師?養護教諭?)に相談しようと思い、お迎えの時に担任に問い合わせました。すると、School Nurseは週に数日しか出勤していないとのこと。それから何気なく、「○○君は今日ダイニングルームで耳をふさいでました」と言われたのです。

一瞬「は?」と思いました。それまで息子が耳をふさぐ姿なんて見たことがなかったからです。

イギリスの小学校では、大きなダイニングルームに複数の学年が集まって給食やお弁当を一緒に食べます。クラス毎に固まって大テーブルに並ぶのですが、人数が多いのでかなり賑やか。でも、それまではランチタイムのことは何も言われたことがありませんでした。

「耳をふさいでいた」というのがとても気になり、ネットで調べてみたところ、ヒットしたのは「自閉症」。恥ずかしながら、当時の私は自閉症の知識はほとんどありませんでした(当時は、まだASDという呼び方もしてなかったと思います)。

息子は物心ついた頃から車・電車オタクで、特に2歳後半~幼稚園に入るまで仲良しだった日本人の男の子とは、いつも道路や線路などを組み合わせてマニアックな模型遊びを楽しんでました。二人とも腹ばいになって、「あーっ、僕のホンダが中央線にぶつかる」「ストップ、ストップ」などと、自分たちでストーリーを作りながら車や電車を走らせるのです。

ある日、その子のママが「自閉症の子って、車輪が回るのを見てるのが好きなんだって。うちも車輪を見てるから、昔ママ友と『もしかしてうちの子も』って疑ったことがあるの」と思い出話をポツリ。その時に初めて自閉症という言葉を意識したのでした…。

でも、彼女の説によれば、「この子達は、車輪も含めて車が走行しているところを見てるんだよね。自閉症の子は車輪だけを延々と回すらしいの。それに、行き先とか次に何が起こるか想像しながら物語を作ってるでしょ?これってごっこ遊びの一種なんだって」とのこと。

その時は、「ふーん、そうなんだ」と思ったきり…。ごっこ遊びをしない、指差しをしない――息子はそうではなかったし、検診でも引っかからなかったため、他人事のように考えてたんですね。

なので、ネットサーチで「自閉症」をヒットした時には、「えええっ?!」という感じで驚きました。

2005年当時はまだPCとモデムを繋げ、電話回線を使ってインターネットをしていた時代。スピードもとても遅かったのですが、ここから私のネット徘徊が始まりました。最初のうちは、毎日、毎日、自閉症の解説とか、保護者の方のブログを読んでいたのです。

その世界はとても奥が深く、同じ自閉症といっても人によって全く違っていて、症状にも大きな差があることを初めて知りました。衝撃的でした。

自閉症の3つの特徴は

  1. 社会性と対人関係の障害
  2. コミュニケーションや言葉の発達の遅れ
  3. 行動と興味の偏り

息子の場合、集団や慣れない場所だと引っ込み思案になるのですが、慣れた人と1対1だったら問題はありません。大人に甘えるのが結構上手で、1歳になる前から常に友達がいて、仲良く遊ぶことができてました。なので、1と2はクリアしてるのかなと思いました。が、頑固なところがあり、こだわりはかなり強い方。さらに、自閉症児に多い感覚過敏もありました。

ブログ巡りをしているうちに、言葉の遅れはないので、もしそうだとしたらアスペルガー症候群なんだろうなということが解ってきました。でも、「こだわり」については似てる部分もあるのですが、パニックになったことは一度もないし…。

悶々としているうちに、学校でやっとSchool Nurseに会うことができました。「もしかしたらアスペルガーかもしれないんです。どうしたらいいでしょう?」と訊いたところ、小児クリニックに紹介してくれることに。

たしか、3月頭に申し込んでくれて、実際の診察まで3ヶ月以上待たなければなりませんでした。

その間も、私のネットでの探求は夜な夜な続いたのでした…。

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