息子の緘黙・幼児期4〜5歳  もっと重症の子?!


あっという間に、クリスマスが目前に迫ってきました。仕事をしている特別支援校は既にクリスマス休みに入ったのですが、うちの屋根裏大改装工事はまだまだ続きます~。また間が空いてしまいましたが、息子の緘黙話しの続きです。

1月も半ばを過ぎて、いよいよ息子の入学の日がやってきました。といっても、記念になるような儀式は何もなく、私は付き添って教室に入っただけ。

それも、授業が始まって30分ほど経ってから。

子どもたちが朝の挨拶を終えて自由遊びの時間に入ってから、担任が受付まで迎えに来てくれました。息子の手を引いてイザ教室へ。私も後ろから付き添いましたが、新入生というよりは、転校生みたいな感じ。

教室ではみんなそれぞれ好き勝手に遊んでいて、幼稚園とさほど変わらない雰囲気。子どもたちに息子を紹介することもなく、みんなが遊んでいる中に自然に溶け込ませるという方法のようでした。

周りを見回すと、やっぱり8月生まれの息子はちっちゃい。体格だけでなく、みんな振るまいも言葉もしっかりしているような…。先生の隣で小さくなっている息子が、すご~く幼く見えました。

センターパークでのダンマリ事件があったので、担任に「引っ込み思案なので、最初は喋らないかもしれません。どうぞよろしくお願いします」と念をおしました。

すると、担任は「大丈夫、もっと重症の子がいるから」とニヤリと笑うと、ある男の子の方に私の注意を向けたのです!

「もっと重症???」

よく見てみたら、なんとその子はベソをかいていました!

なんか見たことがある顔だなと思ったら、同じ幼稚園で別のクラスにいた子でした。子育て相談会に参加した際、個別相談で彼のお母さんが私の前に並んでいて、かなり待たされた記憶が。その場に彼もいたのです(お母さんがヘッドスカーフを被っていたので、イスラム教徒の家族かな)。

担任は「泣くのは君じゃないでしょ?もう9月からずっとこのクラスにいるんだから。ほら、泣かないの!」と朗らかに言い、その子の肩を優しくポンポン。

「???」 

謎だらけでしたが、息子はなんとか泣かずに、先生に連れて行かれたテーブルに座って遊び始めました。そこで私の役目はおしまい。ファミリールームで待機することも可能でしたが、大丈夫そうだったので家に戻ることに。

まあ最初の1週間は学校に慣れるために午前中のみの登校なので、それくらいだったら持つだろうと思ったのでした。

12時半ころに迎えに行くと、担任に連れられて教室から出てきた息子は、以外に平気そうな顔。でも、帰り道で「ポツン」とこう言ったのです。

「僕の英語、みんなみたいに上手くない…」

それを聞いて、私は愕然としてしまいました。そんなに気にしてたんだ~。

それまで、家の外では英語ばかりだから、英語は教えなくても自然に出来るようになるだろうとタカをくくっていたのです。当時、息子は75%くらい日本語を使っていましたが、英語力もそれなりについてきてました。なので、英語力について気にしてるなんてちっとも考えてなかったのです(というか、親友が日本人だったので本人も気にしてなかったんでしょう)。

(息子の新しいクラスには外国人が多く、渡英したばかりで全く英語ができない子も数人いたのです。だから、息子が一番できないという訳ではありませんでした。でも、その子達のほうが堂々と振るまってたような…)。

入学初日にそんな不安の声を聞き、息子に自信をつけさせるため、家庭でも英語で会話することに方向転換を図ったのでした。

ちなみに、イギリス人の夫は日本語科出身なので、日本語が話せます。息子が生まれた時、「バイリンガルにしたいから、あなたは絶対に英語で話してよ」と約束させました。が、私の願いも虚しく、日本語のほうが上達している息子にあわせて、ずーっとちょっと変な日本語で話し続けていたのです。

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