息子の緘黙・学童期6~7歳(その8)B君、ありがとう!

先週はイギリスではジョンソン首相の電撃辞任、日本では安倍元総理の暗殺と、予想だにしなかった事件が続きましたね…。世界中そうですが、EU離脱やコロナ禍、ウクライナ戦争などで急激なインフレが起こりつつあり、社会不安が増している今日この頃。生活の中に小さな幸せを見つけて、心を潤したいものです。

   果物や野菜の美味しい季節になりましたね。近所のアフガニスタンの八百屋さんで大好きなアメリカンチェリーを箱買い。庭から極小の苺とブルーベリー、友達の市民農園からは野菜が♡

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さて、息子の緘黙ストーリーの続きです。

仲良しのB君が他のグループに移ってしまい、一時的に孤立してしまったように見えた息子。新しく仲の良い友だち作れるんだろうかと、母親としてはとても心配でした…。

この頃は、B君とその周辺の子達とは学校でも小声で短い会話ができるようになり、クラスの子全員と一応口がきける(呼ばれたら簡単な返事ができる)状態にまできていました。が、その状態で新たに友達を作るのはかなり難しい?

息子は転入生が来ると仲良くなる(自分の緘黙を知らないから、近づきやすいという論理があったらしい)傾向がありましたが、もう小2も2学期。同じ顔触れで3年目なので、仲良しグループはほぼ固まった状態。

先生に相談しても頼りにならないし、どうしたものかと思案に暮れましたが、私のできることといえばB君やS君が空いてる日に家に招くことぐらい。う~ん、どうしたらいいものか…。

そんな悶々とした日々を過ごしていたら、ある日E君のママから「〇〇君、今週の金曜日に家に遊びに来れる?」とお誘いが!!!

え~っ、ありがたすぎる( ;∀;)

息子が自分でE君グループにアプローチできるとは思えないので、B君が誘ってくれたに違いない。B君、本当にありがとう!

それ以来、E君の家に招かれることが多くなり、小学校6年生になるまで「5人組のひとり(キャラ:大人しいやつ)」としてグループから外されることはなかったのです\(^o^)/(その後、息子はE君S君と同じセカンダリースクールに進学しました)。

私もここぞとばかり頑張って、5人組を極力家に招くことに。E君の家で夕食をごちそうになってくることが多かったので、私も週に一度5人組を招いて夕食をふるまうことが定番となりました。

結構面倒でしたが、彼らは食べられるものがほぼ決まっていて(息子も結構偏食気味だと思っていたのですが、その比ではなかった)、メニューはいつもフライドチキンかソーセージ&ポテトかパン、付け合わせの野菜(ニンジン、ブロッコリー、スィートコーン)。簡単にできるものばかりで、こちらは大助かり(^^;

彼らが家に長くいることで、どの子がどんな性格で、息子がひとりひとりとどの様に関わっているのか観察することができました。息子は相変わらずいつも遠慮して一歩引いているのですが、何とかグループの輪の中に溶け込めているよう。というか、他の子達はそんな息子を「そういうヤツ」として受け入れてくれた様でした。

これで、とにかくクラス(学校)での孤立を免れることになり、B君には本当に感謝してもしきれないです。今考えると、B君ママが助けてくれていたのかもですね。

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