ケント&東サセックス州のコテッジホリデー(その4)

来週から新学期が始まるのですが、まだまだ夏休みの話題です。なんとか今週末までには書き終えたいと思ってます。

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雨降りの木曜日には近隣の港町、ヘイスティングスへ。ここは1066年にヘイスティングスの戦い(実際の戦場は近くのバトルという町)でノルウェー軍がイギリス軍を破り、ウィリアム1世がノルマン王朝を築くことになった歴史的な町。ずっと昔、女友達二人と訪れた懐かしい思い出が。

クリフレールで崖を登って聖クレメンツ洞窟へ

その時、密輸業者がお酒やタバコを隠した洞窟やお城などは見たので、今回は港の東側にあるジャーウッド・ギャラリーへ。お目当ては、『チャーリーとチョコレート工場』などロアルド・ダールの児童文学の挿絵で知られるクエンティン・ブレイク展。(ちなみに、ダールは主人の母校の卒業生なんです)。

全然知らなかったんですが、クエンティン・ブレイクはヘイスティングスの住人で、ギャラリーから歩いてすぐのところに家があるんだとか。今回展示されている作品は、ここ6ヶ月くらいの間に描きあげたそう。

 

“The Only Way To Travel”と題し、100点あまりの作品を展示

          常設展示は20・21世紀のイギリスのアーティストの作品

ギャラリーの窓から見た港の風景

港にはその朝獲った魚を販売する小さな店がいっぱい。ランチは全員シーフードを注文。でも、マッシュポテトを乗せて焼いたフィッシュパイだと思って注文したら、まんまシーフードグラタンでした。美味しかったです。

イギリスにはお城が山ほどあるのですが、中でも堀に囲まれた14世紀の古城、ボディアム城はその美しい佇まいが人気。廃墟ながらその景観は未だに健在で、おとぎ話に出てくるお城そのもの。

 でも、どうしてお堀の中はでっかい黒鯉だらけ!?

   

別の日、ボディアム・ボートステーションからフェリーでロザー川を上って再びお城まで行きました。最初、主人と息子はカヤックに挑戦する予定だったのですが、根性無しの二人は「フェリーに乗ろう!」と。フェリーといっても本当に小さなボートでしたが…。

 途中、船長が乗客の女の子に舵を取らせ、家族に大ウケ

    

      帰り際に真っ黒な雨雲が出てきて、カフェで雨が過ぎるのを待っていたんですが、窓に数滴落ちただけですみました

今度こそカヤックに挑戦というので、次はイングランド南東部で一番大きいベウル湖に。が、湖の岸に行き着く前に貸し自転車屋さんがあって、二人の心はマウンテンバイクに移ってしまいました。彼らがバイクで遊んでいる間、私は湖を一周するフェリーでのんびり。

そうそう、水曜日の夕方コテッジに戻ってきたら、何と戸が開いているのです!もしかして、と思ったらコテッジの持ち主のお父さんがシャワーレールを修理してくれてました。貸しコテッジ業者と旅行保険会社にはすぐ連絡したのですが、反応が悪くてどうしようかと思っていた矢先。弁償かもと思っていたのに無料で修してくれて、本当に助かりました。

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