全くの季節外れになってしまいましたが、今年のうちに何とか夏休みの話を終えようと頑張ってます…。
5日目:ゴールデンサークルへと南下
5日目の8月12日は草屋根のログハウスとお別れして、南へと下る日。この日は息子の18歳の誕生日でもありました。イギリスでは18歳で成人と見なされるのですが、う~んまだまだ子供っぽい…。
さよなら、ご近所のトンガリ山
アイスランドの内陸部はほとんど人が住めないので、途中ですれ違う車もごくわずか。荒涼とした風景の中、人気の高い観光地ゴールデンサークルを目指して車を走らせました。
途中、一本道にマイクラを止め、岩だらけの展望台へ
最初の目的地は、ユネスコの世界遺産に登録されているシンクヴェトリル国立公園(Þingvellir National Park)。ここは、930年から1798年までアイスランドの民主議会が開催された地。「こんな何もないところでどうやって?」と思ったら、議会が開かれる夏の間に各地から人々が集まり、仮シェルターを造って寝泊まりしていたそう。
総面積約240㎢という広大な国立公園。複数の駐車場とウォーキングコースがあります
旅行1日目に、ユーラシアプレートと北アメリカプレートの割れ目(ギャウ)にかかる架け橋(『アイスランドの夏休み(その1)』をご参照ください)に行ったのですが、その割れ目が西から中央、北へとアイスランドの国土を貫いているのです。
高い壁の合間がギャウ。本当に地球の裂け目という感じでした~
曇り空の下、次は有名なゲイシール地熱帯へ。地下から大量の水が定期的に吹き上がる間欠泉は人気の観光スポット。代表的なグレート・ゲイシール(The Great Geysir)は噴出が最大約60mと世界的に有名でしたが、現在では殆ど活動が止まっています。その代わりに(?)、近くのストロックル間欠泉が5~10分おきくらいに20mほどの噴出を続けています。
シャッターチャンスを待って、観光客がストロックル間欠泉の周囲をぐるりと囲みます
次は「黄金の滝」という異名をもつグトルフォス(Gullfoss)へ。ラング氷河(Langjökull)から流れこむHvítá川の上流部分にあって、最大幅が約70mというアイスランド随一の規模を誇る滝です。
簡単なロープが張ってあるだけで、滝との距離はすぐそこ。水しぶきがすごくて大迫力
ここから、更に南のセルフォス(Selfoss)へ。今回初めてハウスシェアをしたんですが、共同キッチンは使わずにレストランで夕食。
他が空いてなくてステーキハウスへ行ったんですが、ここが大当たりで美味しかったです。メインは各2500円くらいで、やっぱり高い!
<関連記事>