アイスランドの夏休み(その3)


3日目:西アイスランド、スナイフェルスネス半島(Snæfellsnes)巡り

すみません、秋も終わりの今、まだ夏休みの話題続行中です。

20年前の新婚旅行ではアイスランド南東部を回ったのですが、今回は西部へも足を伸ばしました。レイキャビクの北西に位置するスナイフェルスネス半島は、この国特有の自然や地形が集まる、アイスランドの縮小版。特に有名なスポットはありませんが、ジュール・ヴェルヌの小説『地底探検』の舞台にもなっています。

レイキャビクを出て最初の目的地は、60km北にあるフィヨルドの入り江の町、ボルガルネス(Borganes 冬はオーロラが良く見えるらしい)。観光ではなく、庶民のスーパーBonusで食料品を買い込むためでした。先回、外食がめっちゃ高い割に美味しくなかったので、今回は訪問先でキッチン付のコテッジを借りて自炊したのです。

    ボルガルネス(Borganes)の近くの風景。フィヨルドの海岸線が続きます

で、青果コーナーに行ってみてビックリ!山積みにされたニンジン、どれも一部が黒ずんでる…。こんなに傷んでるのに正貨で売ってるんだ~、と妙に感心してしまいました。

空輸してトラックで運ぶと費用がかさむんでしょう。が、それにしてもイギリスの2倍くらいする割に、野菜や果物の種類が少なくて質も悪い…。バスケットに入れたのは、玉ねぎとジャガイモ、レタス、キュウリ、トマトとレモンくらい。

ふと思いついて冷凍野菜コーナーへ行ってみると、大袋入りのブロッコリー、ニンジン、カリフラワーなどのミックスベジタブルが結構お得。半島を回ってから夕方コテッジに着く予定だったので、「それまでに自然解凍できる」と冷凍のチキンやハムなども追加。ロンドンから持参した保冷バッグが役立ちました。

食料の買い出しの後、地元の有名ベーカリーが経営するカフェでコーヒータイム。コンテストで受賞したケーキの写真が飾られていたんですが、う~んセンスが40年くらい古い感じ…。でも、レーズン入のボール型ドーナツは甘さ控えめで、懐かしい素朴な味でした。

そこから、いざスナイフェルスネス半島へ。半島の南側の一本道を通って西の先端部をぐるっと回ったんですが、それほど人気の観光地ではないので、すれ違う車はごく僅か。20年前の旅を想い出しました。

     だだっ広い荒野にキザキザ尖った山や高台があって、ときおり農場(放牧中心)がポツンポツンと点在。お隣の家まで車で何分?

    

赤茶けた大地から天然の炭酸水が湧き出ているOlneldaの農場。中央の蛇口からボトルに水を汲んで、備えつけの料金箱に200ISK(約180円)投入。やや強めの炭酸水でした。

     行けども、行けどもこんな風景

ピラミッド型の山、スターパフェル(Stapafell)を越えて、半島の西端部にあるアルナルスタピ(Arnarstapi)村のビジターセンターに到着。

まずはレストランで腹ごしらえ。ロブスタースープ2400 ISK(約2200円)は煮詰めすぎたのか、超しょっぱかった!息子のフィッシュ&チップス(この旅3回目)2600 ISK(約2400円)は初めてレモン付!野菜が高いためか、サラダ等の付け合せは全くありませんでした。

村の入口には半分人間、半分トロールの巨大な石像が

  岸辺は断崖絶壁。六角形の柱状節理や板状節理など、火山岩独特の形状が大迫力

次は車ですぐのヘトルナルHellnarへ南下

  

      浜辺へ降りると足元はゴロゴロ大きな石だらけ(右の写真、私の靴が判るでしょうか?)

   

浜を囲む奇怪な形状の崖。海へと流れ込んだ溶岩の形がくっきり残っています

次は、半島の先端部分にあるスナイフェルスヨークトル国立公園の駐車場に車を止めて、切り立ったフィヨルドの断崖Pufubjarg cliffsの上を散歩。

  

遠くに見えるのはロゥンドランガル(Lóndrangar)と呼ばれる2つの巨大な岩

  

   半島先端の中央にそびえ立つスナイフェルスヨークトル(Snæfellsjökull)火山。すっぽり雲に覆われていましたが、一時天候が回復して氷河が見えました

      半島の先端をぐるりと回り、野鳥のパラダイスというリフ(Rif)の漁港へ。でも、風が強くて寒かったのですぐに退去

 

     リフの近くにある滝Svöðufoss。背景には雄大なスナイフェルスヨークトル火山がそびえ立っているはずが、雲に隠れて全く見えず…残念

さよなら、雲の向こうの火山

ここからは、元来た道を一路ウエストカントリーのコテッジへ。レイクホルト(Reykholtの村から更に北東に入ったところにあったんですが、アイスランドの内陸部って、人が住めない山岳地帯や高原台地なんです。行けども、行けども何もない…。道は途中から無舗装の砂利道になり、サテナビも使えない…。

   心細くなった頃、農家が見えました。更に、先に進むと、

    ありました~!大草原の小さな家ならぬ、大高原の小さな草屋根ログハウス。6時過ぎてるのに天気も回復!

中は意外に広くて快適。IKEAの家具ではなく、ファームハウス風だったのがGood

レースのカーテンもいい感じで、マリメッコのクッション:)

       

 ベッドルームの上にロフトスペースもあって、キッチンはオーブン付

ただひとつの難点は、トイレ&シャワールームが入口の横にあって、一度外に出ないと行けないこと。真夜中でも真っ暗にはなりませんが、やっぱり怖かったです!

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