ここ3週間あまり、マンチェスターとロンドンのテロ事件で、イギリスは騒然としています。テロリスト達の年齢が20、30代と若く、しかも英国籍を持つ移民2世が多いこと、若者や女性をターゲットにしたことなど、考えると気が滅入るばかり…。気候も晴天が続いた後に急に寒くなり、夜間はまた冷え込むようになりました。
我が家は郊外にありますが、主人はロンドン中心地で働いているし、私達も地下鉄で気軽に街に出られる距離。たまたま今週末、イングランド北部に住む友達とテムズ河南岸の散歩を楽む予定だったのですが、雲行きが怪しくなってきました。今後はテロの恐怖と隣り合わせで暮らさなきゃならないのかなと思うと、本当に気が重いです。
それでも、人生は続いていく ”Life goes on” ですよね。
今年の5月はものすごく天気が良く、土曜日の森の中のウォーキングコースは緑が鮮やか。少し早めのバラの季節も到来しました。
白い野草が咲き誇る緑の散歩道。右は新しい校舎に行く途中で咲いていた白バラ
うちの庭のイングリッシュローズももう満開に近い感じです。一昨日の強風を伴う雨で随分散ってしまったのですが、もう次の蕾たちが待機中。残念ながらアーチの左側に植えていたClaire Austin が枯れてしまい、新しく植え替えたものの成長が悪いです…。このコーナーは陽当りが悪いためか、どの花もイマイチ。アケビの蔓だけが唯一めっちゃ元気に伸びまくっているので、もしかしたらアケビの根が原因かも(でも、バラのところまでは伸びてなかった…)。
前庭の Mary Rose は今年も元気に咲いてくれました。でも、鉢植えにしているWinchester Cathedral は花のサイズが半分に…どうしたらいいものか…
どちらも同じ株から咲いたClaire Austin なのに、微妙に色味が違います
ずっと植えっぱなしの植物も一斉に開花。2年前に植えた鉢植えのジャスミンはぐんぐん育って花までジャンボに。紫色のルビナスは昨年植えて、今年初めて花が咲きました
どんな時代でも季節はめぐり、花々は無言で咲いて私達の心を慰め、豊かにしてくれますよね。