ハリーポッターの魔法

先週末、息子と一緒にロンドン郊外にある『ハリーポッタースタジオツアー』に行って来ました。このアトラクションは昨年3月にオープンしたのですが、我が家は興味がなくて、日本の友達に訊かれるまで知らなかったという(笑)。ラッキーなことにタダ券をいただき、一日かけて楽しんできました。

当日は余裕をもって家を出たのに、Euston駅が大混雑していて切符を買うのに長蛇の列。予定していた急行を逃してしまい、あわてて次の電車に飛び乗ったら大失敗!鈍行だったぁ…。目的駅まで20分のはずが50分もかかってしまい、私は焦りまくり。一方、息子は落ち着き払って座っていました--というか、恥ずかしいから他人の振りをしてたのか…。

Watford Junction駅についたのが12時10分ころ。本当は専用のシャトルバスに乗る予定だったのですが、20分前に会場入りするよう言われていたため、慌ててタクシー乗り場へ。運転手さんに「何時のチケット?」と訊かれ、「12時半」と答えると、「余裕、余裕。遅れたって、ちゃんと入れてもらえるから」とのことでした。

考えてみれば、大人£29(約4900円)、子ども£21.50(約3500円)とけっこう高価なので、まあ少し遅れても門前払いはないですよね…。ちなみに、チケットは完全予約制で、当日券は買えません。

最初に映画館仕様の席に座って映像を観た後、銀幕のスクリーンがさっと上がると、現れたのはホグワーツの大広間へと通じる大きな木の扉。なかなか心憎い演出です。この日誕生日の人達が呼ばれて(複数人いた)、彼らが扉を開けました。

IMG_3411         クリスマス飾りを施した大広間。床は本物の石ですが、壁はプラスティック製で本         物そっくりに彩色してあるんです。自由に撮影できて触れるものもいっぱい

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         ダンブルドア校長をはじめとする先生達がお出迎え。手前の”The Owl Podium”は本物の金でメッキしてあるとか

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 それぞれの映画で使用したコスチュームもいっぱい展示されてました

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ダンブルドア校長のオフィスとキャビネットのディテール

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魔法薬の教室の一部と、これ誰?

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            ウィリアム王子とキャサリン妃もトライしたという魔法の杖を振るレッスン。                    ギフトショップには各キャラクターの杖がちゃんと販売されてました

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中庭には3階建ての夜の騎士バスやホグワーツの橋などが

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映画に出てくるクリーチャーも勢揃い。ダイアゴン横丁は歩いて抜けられます

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圧巻はホグワーツ城の1/24スケールモデル

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帰りはちゃんとシャトルバスで駅に戻れました

本物の舞台セットの中を実際に歩くこともでき、コスチューム、小道具から特殊効果テクノロジーに至るまで一挙に公開されていて、とてもよくできてるなと感心することしきり。子どものお付き合いで最初と最後の映画しか観ていない私でもかなり楽しめたので、ファンには必見ですね。ハリーに扮した子どもも結構いましたよ。

息子はというと、私よりもクールな感じだったかな(笑)。ハリーポッター本は初版から空前のブームを巻き起こしましたが、息子(グループ)はそれほど興味を示さず。映画は友達と一緒に全部観てるんですが…。関連グッズを買い集めることもなかったので、私もほとんど知識がないという訳です。ちなみに、息子のマイブームはというと、3~4歳の頃『サンダーバード』、6~9歳『ドクターフー』、9~10歳『スターウォーズ』という感じでしょうか。昔からメカに心惹かれるようです。

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お土産はパンフとチョコレート

 

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ハリーポッターの魔法」への4件のフィードバック

  1. みくさん、こんにちは。緘黙の話題も、イギリスの話題も毎回興味深く拝見しております。

    凄いスケールですね、写真だけでもリアルさが伝わってきます。
    私も子ども達もハリーポッターに、はまる事は無かったのですが、
    サンダーバードとスターウォーズに思わず反応してしまいました。

    私は小学生の頃、サンダーバードのプラモデルを良く作っていたのを思い出します。
    2号のコンテナが上手く脱着できず、子供心に工夫をしていた記憶があります。
    スターウォーズは大人になってからはまり、時間を見つけてはDVDを見直しています。毎回新鮮な気持ちで観れる映画です。

    メカ好きの息子さんは、ガンダムはどうですか?
    アニメだからあまり好みじゃないですかね。。。

  2. せとっこさん、こんにちは。

    ブログをのぞいてくださり、ありがとうございます!

    『サンダーバード』はちょうどリバイバル映画と主題歌が流行りまして、うちにはトレーシーアイランドが3つも(捨てられなくて物置にしまってあります)。

    >私は小学生の頃、サンダーバードのプラモデルを良く作っていたのを思い出します。
    2号のコンテナが上手く脱着できず、子供心に工夫をしていた記憶があります。

    小学校1年(5歳)の仮装大会では、何と「サンダーバード2号になりたい」と言うので、作りましたよ緑の衣装!ボール紙で作った2号の被り物は私の最高傑作だったのに、恥ずかしくて終わりまで被りませんでした~(学校出てから被ってどうする!)

    >メカ好きの息子さんは、ガンダムはどうですか?
    アニメだからあまり好みじゃないですかね。。。

    私の好みで、日本ものは『ムーミン』と宮崎駿のDVDは沢山持ってます。ガンダム…観せてたらハマってたかも。昔、『天才バカボン』のDVDをお土産に買って帰り、息子からバカボンのお父さんが植木屋さんだったことや何故植木屋になったかなどを知らされました~。

  3. ネットで調べたら、トレーシーアイランドの模型やプラモデルが充実していますね。
    昔は、プラモデルを組合せて、オリジナルで作っていました。
    1号をバネで飛ばしたり、3号が建物を通り抜け出来なかったり、昔を思い出しました。
    思い出すきっかけを頂き、ありがとうございます。

    p.s.2号の衣装、興味あるなぁー個人的に・・・。
    次回のブログも楽しみにしていまーす。

  4. せとっこさん

    ご自分でトレーシーアイランドを作られたんですか?すごいですね。
    息子の模型は小型のものばかりでしたが、なかなか良くできていて、トレーシー兄弟の声や各機の発射音付き。2号はちゃんと椰子の木が倒れて、出てくるのでした(笑)。

    息子の2号衣装は、カーキー色のTシャツにオレンジ色のフェルト地で前は”Thunderbird 2″、と背中には大きな背番号”2″を縫い付けました。頭の被り物はネットで設計図を見つけて、頑張って工作しました。お迎えに行った時もまだ袋に入ったままで、取り出したら担任が褒めてくれて。

    話は変わりますが、子どもに好きなものがあると、それを原動力に色々頑張れますね。
    友達と共通の興味があれば、話題になるし、一緒に行動できるし。
    息子はPCの他に今これといって夢中になっているものがないので、ちょっと残念です。

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